気づいたら2週間以上、ブログを更新していませんでしたね。
子どもたちの様子を日々、お伝えしたいと思いつつ、
「せいふうの保育」を今後どうしていくべきかを皆で考え、悩み
模索していた2週間でした。
6月の7日、8日には、園長や主任二人も一緒に中区にある園にお邪魔し、
子どもたちの様子、お部屋の使い方、生活の流れ等を見学させていただき、
長時間にわたってお話を伺う機会を持たせていただきました。そして職員研修にもお邪魔して、
子どもたちの姿を生き生きと語り合う先生方の姿も見せていただき、
学びの多い2日間となりました。
今年度に入って、幼稚園部ではこれまでの一斉活動、設定保育だけではなく、
「遊びを通しての学び」にも力を入れ、遊びの幅を広げ、
遊び込める時間もたっぷりと取るようにしてきました。
製作やお絵かきも、これまでの一斉活動としてではなく、
1つコーナーでお絵かきや製作ができるようにしてみました。
他の子たちが遊んでいる中、作りたくなった子、絵を描きたくなった子が、
そのコーナーに来て、自分だけの作品をじっくりと取り組めるように
してみました。
今年はうめぐみさんの時計や父の日のプレゼントは
個性あふれる作品が揃いました。
他のクラスも同様に製作活動などを行っています。
また、ばらぐみさんも思い思いのお絵かきを楽しんでいます。
スクリブル(なぐりがき)を楽しむ姿、自分やお友だちを描こうと
する姿などいろいろです。
お絵かきについては、入園までの経験値や、兄姉の有無、
男女によって、年少の時には多少差がありますがご心配なく。
今は「お絵かき楽しかった!」という気持ちになれたらいいと思います。
そしてこちらは、自由遊びの時に、ばらぐみさん2人が作った
「かぶとむし」!
数年前には、なかなかのびのびと遊び込める時間が取れなかったのですが、
しっかりと遊び込んでいくと、子どもたちのいろんな姿、力なども見ることが
出来るようになったのは嬉しい限りです。
ですが、他園の年長さんを見て、大きく痛感したことが1つ。
お話が聞ける優しい子達が育っているのが、せいふうの特色ではありますが、
ゆとりある職員配置ゆえに、少々過保護だったのでは??!!
という点です。
小学1年生もびっくりの手際で、給食の準備を整えていく
他園の年長さん。机を並べ、椅子を人数分用意し、机を拭いて、給食まで自分たちで
盛り付け。年少さんを座るテーブルまで案内していくお当番さんたち。
先生の指示がなくとも、いきいきと当番活動をする姿はとても印象的でした。
子どもたちができることも、ついつい手を出したり、危ないからと
止めていたり、ついつい保育者が介入したり…
「卒園までに身につけたい10の姿」を育むためには、まだまだ
職員の研修や語り合いを通して、これからの保育を考えていく必要が
あるなと実感しています。
今週、うめぐみさんは七夕の飾りの製作をしたいのですが、今日は
赤ちゃん組と園庭で一緒に遊びたいチーム、
先に七夕飾りを作りたいチーム、
そして他のゲームを楽しみたいチーム、
の中から、自分で選んだ活動を楽しむ姿がありました。
七夕づくりコーナー
ゲームコーナー
赤ちゃん組と遊びたい!裸足で遊びたい!チーム
一日の生活で、これまでより経験できる活動の幅は確実に増えているのと
同時に、子どもたちの新たな一面を発見できる日々になっています。
もちろん、これまでのせいふうの保育を全て変えていく、ということでは
ありませんが、今の時代の子たちに欠かせない「生きる力」をしっかりと
育んでいけるよう、職員一同日々話し合い、学びあい、保育の質の向上に
努めていきたいと思っています。
目に見える変化や結果がすぐに出るものではありませんが、
保護者の皆様にもご理解、ご協力いただきながら、子どもたちのよりよい育ちを目指して、
いろいろと変えていくこともあるかと思います。
どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。
長くなりましたが…明日、火曜日から幼稚園部では短縮保育が始まり、
水曜日からは個別懇談も始まります。
新年度が始まって2か月少し。みんな個々のペースで確実に成長しています!
その姿をお伝えするいい機会になると嬉しいです。